そろそろマイホームが欲しい!
と思ったあなた。
最初に何をしますか?
多くの方がモデルハウスの見学から始めるかと思いますが、経験上おすすめしません。
モデルハウス見学は家の大きさやインテリアを具体的にイメージできてとっっても良いのですが、以下のようなデメリットが想定されます。
- 拘束時間が長い(かなり営業されます)
- 綺麗な空間でテンションが上がり、勢いで契約してしまう危険有り
- 勢いで契約したものの、モデルハウスの仕様はほぼオプションなので、予算内で希望が叶えられないことが判明することも
モデルハウスのピカピカな空間にいると「こんな素敵な家に住みたい〜!!」ってかなりテンションが上がります!
って営業マンに巧みにトークされたら勢いで契約しちゃうんですよね。
これをモデルハウスマジックといいます。(※私が勝手に考えた造語です)
モデルハウスマジックにかかって契約してしまうと、打ち合わせが始まってからこんなはずじゃ無かった!と後悔してしまう可能性も。
いいえ、モデルハウスにはぜひ行ってほしいのですが、行く前にやってほしいことが4つあります。
この4つのことさえ事前にやってからハウスメーカー選びをすれば、家づくりで後悔することがかなり減るはずです。
早速紹介していきます!
- マイホームが欲しいと思っている方
- 家づくりで後悔したくない方
目次
マイホームづくりの後悔の原因:情報収集が足りないから
そもそもなぜマイホームづくりで後悔してしまうのか。
原因は情報収集が不足しているから。
ほとんどの方が家を建てるのは生まれて初めてですよね。
一生に一度の大きな買い物にもかかわらず、多くの人が事前に考えておくべき情報や比較検討すべきことなど、よく知らないまま家づくりを進めてしまいます。
だから、いざメーカーと契約してしまったあとに
「他のメーカーのほうが同じ値段で設備が良いものが付けられた」
「言われるがままに間取りを決めてしまったが、よく考えたらもっと良い間取りにできたんじゃないか」
「ローンを借りたは良いものの、いざ生活してみたら毎月の返済がギリギリ・・」
なんて後悔をしてしまうんです。
マイホーム購入前にやること①FPにライフプランの相談する
後悔しないために、まずやってほしいのがFPにライフプランの相談をすること。
冷静に考えると「35年間安定した収入があり、今よりお給料も下がらず、毎月必ずローンを返済していける」って自信持って「はい!できます!問題ないです!」って言えなくないですか・・?
いつ病気になるかわからないし、誰もが知る大手企業がリストラしてたり、最近だとコロナで勤め先が大変な方も少なくないのではないでしょうか。
ちなみに我が家の夫はコロナの影響でボーナスカットでした(涙)
だからこそ、住宅購入を検討する前に本当に十数年もの間、毎月返済をしていけるのか、じっくり考える必要があります。
「周りもこのくらいの金額の家を買っているし、うちもなんとかなるでしょ!」
「夫婦2人ともフルタイムで働いてるし、余裕で返済できるでしょ!」
「ボーナスで増額返済していけば払っていける!」
という考えは絶対にやめたほうがいいです。
もし夫婦どちらかが仕事をやめたら・・?
転職してボーナスの無い会社に行ったら?
もしかすると今いる会社が潰れてしまうかもしれないし、
お子さんが生まれるなどのライフプランの変化で今と同じ収入が向こう35年間確実にあるとは限りません。
あらゆるパターンを想定して、無理のない返済計画を立てる必要があります。
お金の悩みはプロに相談するのが一番の近道
一応、私たち夫婦もローンを組む前にどちらかが仕事を辞めても返済していけるかどうか
自分たちで家計のシュミレーションをしたのですが、
将来子供ができたら学費は賄えるのか、もし一人暮らしをさせるなど学費+αの出費があった場合に備えてどんな準備をしておけば良いのかなど、考えきれていないことが沢山あるままローンを組んでしまったため、実はまだ漠然とした不安が残っています。
やはりお金に関する不安はプロのFPさんに相談するのが一番の不安解消の近道だと思います。
私たちのように漠然とした不安を抱えながらマイホームの計画を進めるよりも、不安をしっかり解消してから家づくりをしたほうが間違いなく安心です。
お金のことは後悔ポイントになってしまっては遅いです。
無理な資金計画を組んで一生後悔してしまう前に、マイホームを検討したタイミングでぜひFPに相談してみることをおすすめします。
マイホーム購入前にやること②事前に家族で理想の間取りを共有しておく
現在生まれてはじめての家づくりの打ち合わせが進んでいますが、
思った以上に間取りを決める時間は少ないです。
特に我が家はZEHの補助金申請のタイミングもあり、たった3回の打ち合わせで間取りを決めなければいけませんでした。
もともと間取りにそんなに拘りはないし、建売でも全然OK!と思っていた私ですが、いざ打ち合わせが始まると
「もっと脱衣所広いほうが便利かも。あ、そういえば玄関にもクローゼットが欲しかったんだ、できれば脱衣所の近くにファミリークローゼットがあるといいし、2階のホールはどうやって活用しようかな、そもそも階段の場所はここで本当にいいの?玄関の場所も本当にこれでいいの?後悔しないかな、もっと良い間取りがあるんじゃないか・・・」
・・・とまあ要望が出てくる出てくる。
しかしどうしても3回目の打ち合わせで間取りを確定しなければなりません。
もっと事前に色々な間取りのパターンや家に取り入れたいものを考えておけば良かった!
と少し後悔しています。
後に色々調べてみたら、間取りプランを無料で作ってくれる資料請求サイトがありました。
まだまだコロナも落ち着かず、不要な外出はできれば控えたい時期なので、こういう資料請求をうまく活用して自宅でじっくりと間取りを検討してから打ち合わせに行ったほうが絶対に後悔のない家づくりを進められます。
また、モデルハウスに行くと拘束時間が長いので1日に2〜3件のハウスメーカーを比較できれば良い方ですが、資料を取り寄せれば自宅にいながら好きなだけ比較することが可能。
といった感じで、叶えたい理想を具体的にしていきましょう!
付けたいオプション設備もある程度決めておいてから見積もりを出してもらうことをおすすめします!
どの設備がオプションになるかはメーカーさんによって異なりますが、例えば食洗機はオプションで追加料金がかかってくると思います。
他にも、アクセントクロスや窓のシャッター、太陽光発電や2階のトイレetc・・・
モデルルームについているおしゃれで便利なものはほぼオプションと思った方が良いです;
打ち合わせを重ねるにつれてどんどん付けたいオプションが増え、気付いたら最初の見積もりより数百万円も増えている・・・!
ということにならないためにも、
モデルルーム見学の段階でどの設備がオプションなのかを確認し、付けたいものを盛りに盛った状態での見積もりを出してもらってからハウスメーカーに申し込みをしましょう!
インスタやピンタレストを使ったイメージ共有もおすすめ
家のイメージを家族と共有するには画像が一番わかりやすいです。
インスタグラムは定番のツール。
特に#後悔ポイントというタグは必見!
実際に家を建てた方が住んでみてから気づいた「もっとこうすれば良かった・・」という後悔ポイントをまとめて投稿してくれているので、絶対チェックしたほうが良いです。
私が見つけた後悔ポイントはこちらの記事にまとめているのでぜひご覧ください!
もう一つ、ピンタレストもおすすめです。
画像を検索してボードを作り、家族で共有することができます。
我が家はイメージ共有用に「家のイメージ」というボードを作って、間取りや収納の参考になりそうな画像を集めています。
打ち合わせ中の喧嘩防止のためにも(笑)家族でしっかり理想の家のイメージ共有はしておきましょう!
マイホーム購入前にやること③予想外にかかる家づくりのお金を把握しておく
内装や設備ももちろん大切ですが、家づくりには必要なお金がまだまだあります。
例えば土地の手付金やハウスメーカーへの申込金。
現金で支払わなくてはいけないことが殆どだと思うので、ある程度手元に現金がないと「そもそも土地が買えない・・・」ということにもなります。
また、家を建ててからも家具家電購入費用など、結構なお金が飛んでいきます。
事前に「家づくりにはどんなお金がかかるのか?」を把握するだけでも貯蓄計画を立てやすくなるはずなので、ぜひこちらの記事を参考に家づくりにかかるお金を事前に把握しておいてくださいね!
後悔しない家づくりのために
以上、購入前にやっておけば良かったことでした。
今後も「こうすれば良かった〜」と思うことが出てくると思うので、家づくりで後悔する人を減らすためにも、気づいたことがあればまた記事にまとめていきたいと思います!