みなさんは木更津のおでかけスポットといえば何を思い浮かべますか?
あります!!
実は木更津、アウトレットだけの街じゃありません。
2019年に「クルックフィールズ」という複合施設が新たにオープンしました。
実は私も木更津に引っ越すまでクルックフィールズの存在を知りませんでした。
家に投函されていたチラシに広告が載っていたのを見て「どんな場所なんだろう?」と公式ホームページを見てみたら・・・
「な、なんかオシャレだし環境に優しそうなコンセプトなのと草間彌生さんのアートがあるのはわかったけど、イマイチ施設の全体像がつかめない・・・??あ、今ならオープン価格で入場料無料らしい。百聞は一見にしかず!とりあえず行ってみよう!」
ということで早速行ってきました!
はたしてクルックフィールズとはどんな場所なのか?レポしていきたいと思います!
目次
場所と営業時間/現在入場料金と駐車場料金は無料
場所はこちら。
木更津金田ICから約30分ほどの山の中。
もし東京方面から直接向かう場合は木更津北ICから降りるのが近いです。
営業時間 | 10:00〜17:00(ダイニングのみ11:00OPEN〜16:00L.O.) |
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定休日 | 祝日以外の火水曜日 |
入場料 | 無料(オープン価格) |
駐車料金 | 無料(オープン価格) |
上記は2021年4月現在の情報です。
今後入場料がかかる場合もありますので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
2021年4月現在、クルックフィールズに犬の同伴は不可となっています
注意点は飲食持ち込み不可・ペットの同伴不可ということ。
※ペット(ワンちゃん)については同伴入場のトライアルを行っていた時期があるので、もしかすると今後お散歩OKになるかもしれません
ざっくり感想「マザー牧場+彫刻の森美術館+おしゃれなレストラン+宿泊施設」
行ってみた印象を超ざっくりまとめると、「マザー牧場と彫刻の森美術館を足してご飯も食べられる複合施設!」
ひろーい敷地のなかにはヒツジがいたり
アート作品があったり
おしゃれなレストランがあったり
宿泊施設があったり
牛が放牧され、敷地内に点在する畑では色々なものが栽培されていました
それぞれ詳しく解説していきます。
園内のマップはこちら
公式サイトでも地図をご覧いただけます。
敷地の広さは30ヘクタール。
東京ドーム6個分(私調べ)の広さです。
今回はゆっくり見てまわりながら園内を1周。1時間ほど滞在しました。
園内で飼われている牛のミルクで作ったソフトクリームが食べられます
とってもおいしそうでしょ?
このソフトクリームは園内で放牧されている「ブラウンスイス」という品種の牛のミルクから作られています。
ブラウンスイスは日本では希少な品種だそう。
後味が驚くほどさっぱりしていて「こんなソフトクリームはじめて食べた!」と思うほど。ここでしか味わえないお味です。
アート作品は見るだけでなく中に入って楽しめる
園内を進むと目に留まるのがアート作品。
園内のいたるところにあります。
「こんな大自然の中になぜアートが?」
と思い公式HPを覗いてみると、
”クリエイティヴやイマジネーションの力こそが世界を変えることのできる大切なものだということ。目の前にあるものも、月の裏側から畑の中の弱々しい微生物までも、すべてがつながっている。ひとが生きる本質的な心地よさと喜びを、行き過ぎた経済合理性からこぼれ落ちてしまった“いのちの手触り”を、クリエイティヴとイマジネーションで作っていければ。<KURKKU FIELDS>の名前はそんな想いに由来しています。”
・・・
”新しく生まれたこの2つのプロジェクトのコンセプトはともに” いのちのてざわり ”です。
” 生きる ”ということの本質的な部分を、アートを中心に表現したのが<Reborn-Art Festival>であるならば、食べるということを中心として本質的な喜びを提供する場所がこの<KURKKU FIELDS>なのです。ここではさまざまな食のプロジェクトが生き生きとしたアートのようにみなさまを迎えてくれることでしょう。”
ークルックフィールズ公式HPより引用ー
クルックフィールズのコンセプトは「サステナブル」
つまり、「人間・社会・地球環境の持続可能な発展」をテーマにした施設。
そのテーマどおり、園内で使われるエネルギーは太陽光でまかなわれ、畑で採れた新鮮野菜を使った食事を食べられたり、ソーセージやハムなども販売されています。
普段食べるソフトクリームの原料がどこから来ているか全く考えたことがなかったけど、あそこで放牧されている牛のミルクからできているのか。
そう思うと一滴も牛乳を無駄にできないなあ。
私たちが生きるということはいのちをいただくということなんだなあ。
園内を散歩しながら、そんなことをふと感じました。
アート作品の中には中に入れるものもあります。
こちらは一見ただの木のオブジェですが・・
中は壁一面オーナメント。入った瞬間「え?!?!」と思わず声を出してしまいました。
そして鏡貼りの不思議な箱。
草間彌生さんの作品です。
こちらも中に入れるのですが、残念ながらコロナ対策で公開停止中でした。
次行ったときは入ってみたいなあ。
水牛のミルクで作ったモッツアレラチーズはオープンと同時に売り切れる大人気商品
クルックフィールズに行く前、このモッツアレラチーズが販売されているという情報をネットで見たので「絶対買おう!」と思っていたのですが・・・
11時に行ったらもう完売していました(涙)
なんと、日によっては10時のオープンと同時に売り切れてしまう大人気商品だそう。
それもそのはず、園内で手塩にかけて大切に育てられた牛から毎朝3時(!)に搾乳し、しぼりたてのミルクを使って1つ1つ丁寧に作られています。
遠方からお越しで持ち帰るのが難しい方は、園内のダイニングでチーズを使ったピザをいただくこともできます。
タイニーハウスでの宿泊やバーベキュープランも(予約制)
園内には「タイニーハウス」と呼ばれる宿泊施設もあります。
1部屋の定員は2名〜4名。
それぞれの部屋にストーリーがあるのも面白いですね。
朝食やBBQディナーも楽しめます。
また、日帰りで楽しめるBBQプランもあります。
食材などは揃っているので手ぶらでOK。
詳細・ご予約は公式サイトをご確認ください。
まとめ
東京から1時間で自然・食・アートが一度に楽しめる施設があるとは驚きでした!
アウトレットのお買い物ついでに足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
ここで体を動かしたあとは、金田ICからほど近いスーパー銭湯で汗を流してアクアラインの渋滞が解消されてから東京方面に戻るのがおすすめです。
次の休日はぜひ木更津に遊びに来てくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。