我が家は5年前に延べ床27坪の2階建てマイホームを建てました。
地方都市に住んでいるので周りの戸建ては30坪以上がスタンダード。
近所と比較すると狭めの間取りですが、5年住んでみて改めてメリットを感じています。
今回はコンパクトハウスに実際住んでいる私から見たメリットをまとめていきます。
目次
安く建てられたので物価が上がってもローンの返済が苦しくない
27坪の家、広さや住み心地などが気になる方も多いと思いますが、私がこの広さにして1番メリットに感じているのが毎月のローンを無理のない返済額にできたことです。
我が家が家を建てた当時、ガソリン代は1L120円程度。当時もちょっと高いなあと思っていたのにここ最近は160円台が普通になってしまいました。
生活必需品がどんどん値上げされる一方、お給料は上がらないし私の産休育休で世帯収入は減るし、家を建てた当時は予想しきれなかった暮らしの変化がありました。
そんな中でも家をコンパクトにしたおかげで月々のローン返済額を8万円台に抑えられた我が家。
おかげでローンはあまり負担に感じることなく生活ができています。
建築コストが下がる分、家の性能や外構にお金を回せる
家づくりは坪数を減らすと大きく減額することができます。
我が家は小さい家なので、ベースの建築コストを下げることができました。
コストを下げたおかげで家の性能に回す予算を確保。
ZEH基準の高気密・高断熱仕様にしたおかげで家の中は年中快適な室温を保っています。
ランニングコストが安くおさまる
マイホームは建てたあとにも数年おきの火災保険料の支払いや家の修繕費など、ランニングコストがかかります。
固定資産税も家にかかるコストの1つですが、コンパクトな間取りは税金も安くおさまるのが大きなメリット。
さらに我が家はエアコン1台で家中快適なので、毎月の光熱費も抑えられます。
いつも目の届く場所に子どもがいる
我が家は17畳の縦長リビング。
テーブルとソファとテレビを置いたらもういっぱいいっぱいの広さです。
子どもが産まれてからはさらにベビースペースも確保したので正直言うと狭いです。
しかし、この広さなのでどこにいても子どもが目に入る場所にいます。
キッチンから子どもの様子を見守ることができるので、安心して家事を進めることができます。
1階にも和室があれば便利だったなあと思うこともありますが、独立した部屋に子供がいると様子が見えなくて心配なので、いつでも子供が視界に入るこの広さはワンオペ育児が多い私にとってはとてもメリットに感じています。
先行きが見えない今、無理のない返済計画で家を建てるにはプロの力を借りるのがおすすめ
広々したホテルライクなマイホームにも憧れますが、物価が上がり私の収入も不安定になった今、建てたあともコストを抑えられる間取りで家を建てて本当に良かったと感じます。
憧れを叶えることも大切ですが、せっかくマイホームを建てるのにローンの返済が苦しくて家族の笑顔が消えてしまったら本末転倒です。
どのくらいの予算なら無理のない返済計画にできるのか、予算内で叶えられる家の広さはどのくらいなのか、自分では具体的な計画を建てるのは難しいのでプロの力を借りるのもおすすめです。
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