先日、アイリスオーヤマの自動調理鍋「シェフドラム」を購入しました。
買うかどうか1年以上悩んで購入したシェフドラム。
結論から言うともっと早く買えばよかった!と思うほど使い倒しています。
個人的にはメリット大の家電ですが、もちろんデメリットもあるので良い点悪い点をこの記事でまとめていきます。
目次
シェフドラムのメリット
最大のメリットは「時間が増える」こと
シェフドラムは“時短”家電ではありません。
例えば豚汁を作るには材料を切って→シェフドラムに入れて→スイッチオンで完成まで40分かかるので、火にかけて自分で作るのと所要時間はあまり変わりません。
しかし、スイッチを押してさえしまえば完成までの40分間は目を離しても勝手に調理が進みます。
その40分間で娘をお風呂に入れたり、掃除をしたり、他のことに使える時間が増えるのが最大のメリットです。
シェフドラムを初めて使ってみて「コンロの前に立たなくて良いのがこんなに楽だとは・・!」と驚きました。
ホットクックよりも安い
似たような自動調理鍋で最も有名なのはホットクックですよね。
ホットクックのほうがユーザーが多く、ネットにオリジナルレシピもたくさん存在するので使い勝手は良さそうです。
しかし、最終的にシェフドラムを選んだ理由はその価格。
私は楽天のセールでポイントアップのタイミングで購入したので、実質2.8万円程度で購入できました。
一方、ホットクックはファミリー向けの2.4Lサイズが最低でも5万円はします。
3万円の価格差は大きいですよね。もし5万円のホットクックを購入して箪笥の肥やしになってしまったら・・と思うと不安だったので、手頃なシェフドラムを選びました。
洗うパーツが少ない

洗うのはこの2つだけ。
ホットクックと比較してもう1つ決め手となったのが洗うパーツの少なさ。
私が購入したアイボリーのシェフドラムは「内釜」と「蓋」の2つだけ洗えばOK。
ホットクックはパーツも食洗機に対応しているようですが、内釜+パーツが4つもあるので乾かしたり組み立てに少し手間がかかりそうと思い購入を見送りました。

画像はホットクック公式サイトより
揚げ物が作れる
うちの娘は唐揚げやポテトが好きなのですが、揚げ物を作るには油も大量に必要だし、油はねでコンロは汚れ、洗い物も増えて油の後処理も手間がかかる・・と思うと腰が重くなかなか作る気力が沸かないのですが、シェフドラムは揚げ物が作れると知ったことも購入の決め手。
通常より使う油は少なく、油はねもかなり軽減できるのが購入の決め手。
掃除が楽になる

IHの使用頻度が減りました。使わなければ汚れない。掃除しなくていいのは最高。
シェフドラムはチャーハンや焼きそば、麻婆豆腐なども作れます。
炒め物なんてフライパンで作ってもさほど手間は変わらないのでは?
と思っていたのですが、シェフドラムで炒め物を作る最大のメリットは周りが汚れないこと!
殆どのメニューで蓋をして調理するので、周りへの油はねがなく掃除の回数が激減。
掃除の回数が減るとさらに時間が増えて娘と遊ぶ時間が作れます。
外食が減り食費も下がる
シェフドラムを導入したおかげで外食の頻度が下がりました。
本体は3万円前後と決して安くない金額ですが、外食頻度が減ることを考えると長期的に見れば節約になります。
シェフドラムのデメリット
大きくて場所を取る

シェフドラム設置後のカップボード。
5合炊きの炊飯器よりも幅・高さがあり、かなり場所を取るので購入前に設置場所があるかどうかの確認は必須です。
また、物理的に傾けて使う商品なので設置場所には奥行きも必要です。

傾き最大でこのくらい
背が低い方は設置場所に注意

高さのある商品なので、カップボードの上に置いたまま中身をおたまですくうときにちょっと背伸びが必要です。
身長160cmの私でも少し背伸びしないとシェフドラムの底まで覗き込めないので、身長の低い方は設置場所の高さも考慮したほうがベターです。

160cmの私が使うとこんな感じ。少し背伸びすれば底のほうにある食材をすくえる感じです。
蓋の閉まりが悪いと水が垂れる

調理中は蓋の内側に水滴がつきます
物理的に鍋を傾けて使う仕様のため、蓋の閉まりが悪いと蓋の内側についた水蒸気の水が垂れて水浸しになります。
ブレーカーに注意
使用電力の大きい炊飯器や電子レンジと同じコンセントを使って同時に使うとブレーカーが落ちる可能性があると電気工事士の夫に言われました。
カップボード上には左右2つしかコンセントがない我が家では、電子レンジ使用中には右側のコンセント、炊飯器使用中には左側のコンセントに差し替えてシェフドラムを使うようにしています。
予約調理できるメニューが限られる
便利な予約調理機能もありますが、カレーやスープ、煮物系のメニューしか予約ができません。
ただ、こちらのサイトによるとホットクックの予約調理可能メニューも同様にカレーや煮物系のみなので、現状はどちらを購入しても予約調理で作れるメニューには大差なさそう。
ホットクックとの最大の違い|予約調理は9時間まで
ワーママにとって最大のデメリット。シェフドラムの予約調理時間がやや短いという点です。
ホットクックの公式サイトによると、最大で15時間の予約調理が可能。
朝6:00にセットすれば帰宅後の21:00に熱々のカレーが出来上がっている、という使い方が可能です。
一方シェフドラムの予約調理は最大で9時間。
6:00にセットすると最大で15:00仕上がりになってしまうので、朝早く家を出て夜遅く帰宅するワーママにはちょっと短い気がします。
予約調理をあまり使う予定のない方におすすめ

大きいけどアイボリーの色味のおかげで存在感はあまり感じないので、インテリアに合う方はアイボリーがおすすめ。
ホットクックとの比較も交えてシェフドラムのメリット・デメリットをお伝えしました。
帰宅後に調理を開始する方や、在宅ワークでお昼頃に予約調理のセットができる方にはシェフドラムはとてもおすすめです。
娘が生まれてからは仕事に子育てに家事に、毎日やることは山積み。
少しでも時間に余裕を作るには同時に複数のことをこなすしかないと思いますが、シェフドラムを使えばコンロの前に立つ時間がなくなり、その間に洗濯を済ませたり別のことを進められるようになりました。
「平日の時間を少しでも増やしたい」そう思っているワーママのみなさんは買って損のない家電だと思います。
楽天やAmazonのセールの時期を狙えば定価よりも安く買えることがあるので、ぜひ次のセールのタイミングを狙ってみてくださいね。





